ランス・ J. ミラー

40年以上にわたり、クロスボーダーM&A、商事案件、小売及び流通、ベンチャーキャピタル、税務プランニング並びに資金調達について、多国籍のクライアントの支援を行った経験があります。

5つの法域において実務経験を有し、米国、日本、シンガポール、タイ等における事業活動について豊富な実務知識を持ちます。

ブランドアパレル、ブランドアクセサリー、電化製品、医療機器、消費者向け製品、電力、電気通信、保険、バンキング、決済処理、資金調達、広告及び下流の石油化学製品など、幅広い業界の企業法務及び商事案件の実績で広く評価を受けています。

この1年で、オークション方式による日本事業の売却において、売主（医療廃棄物業界の米国上場企業）の代理人を務め、取引を成功に導きました。また、日本に拠点を置き、米国やアジア地域など日本国外でも自社商標による靴製品の小売事業を展開する日本の非上場企業の買収において、スポーツシューズを販売する著名な米国上場企業の代理人も務めました。当該売却及び買収のいずれにおいても、取引のタックスプランニング等の多方面の課題に対処しました。

とりわけ、国境を越えた税務ストラクチャリング、雇用アドバイス、複雑な商事・規制問題を含むM&Aや企業再編といった困難な取引業務を取り扱っています。複数の法域の幅広い業界における長年の実務経験により、幅広い部門の商事問題に対する有用な洞察力及び異なる法制度を上手く運用する能力を培ってきました。

2005年10月にDLA Piperに入所する前は、大手国際法律事務所において、シンガポール、タイ及びインドネシア担当の東南アジア・マネージングパートナーを務めました。

アジアの各種出版物の著作があり、そのテーマは、ジョイントベンチャー、インフラプロジェクト、証券化市場、規制枠組の検討、ライセンシングなど多岐にわたります。