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全世界の保険業界のリーダーに信頼されるパートナー

DLA Piperのグローバル保険チームの弁護士の実践的かつ戦略的アドバイスによって、動きの早い保険業界において、新たな機会、イノベーションや責任ある成長に対応することができます。 

今日の保険業界のリーダーは、競争力ある斬新な製品や流通チャネル、ITセキュリティ、サイバー脅威、規制監視、ESGの説明責任などの多くの面で、保険契約者、規制当局、政府、新規市場参入者から重圧にさらされています。 

DLA Piperの400人を超える弁護士からなるチームは、確立された保険ハブ及び新たな法域など世界各地から法的アドバイスを提供しています。 

私どもは、その総合的アプローチ及び全世界的事業展開により、訴訟、取引、規制又は商事案件を含む、効果的で質の高いサービスを提供することができます。あらゆるリスクカテゴリーの複雑な請求や紛争から、クロスボーダーM&A、データ保護及びアウトソーシング、デジタル、フィンテックやインシュアテック戦略、商事契約、雇用及び年金、税金、投資や資産管理、会社更生並びにリストラクチャリングに至る経験を一つの事務所が有する例はほとんどありません。

 

“DLA Piperのチームは、急速な規制情勢の展開を常に把握しているため、お客様のサポートを容易に行うことができます。”

また、大手国際法律事務所として、保険業界に対しESG問題や戦略の総合的支援を行う独自の立場にもあります。持続可能性とESG問題は、保険セクター全般の優先事項であり、これにより、保険業界特有の課題が生ずると共に、機会も得られることを理解しています。私どもは、お客様と連携して、お客様がESG目標を達成し、潜在的リスクを管理し、機会を捉えることができるようにいたします。 

私どものクライアントには、現地保険会社、多国籍保険会社、再保険会社、ロイズ事業体、ブローカー、仲介業者、業界団体、銀行、並びに保険業界の出資者及びその他の利害関係者が含まれます。私どもは、クライアントの事業や事業活動を行っている環境を理解していることを誇りに思っており、クライアントにも、私どもが長期にわたり、法的支援を行っていることを理解いただいています。 

私どもの弁護士の多くは、保険業界の管理職、顧問弁護士、規制当局者、銀行家や経営コンサルタントの経歴を有しています。弁護士が定期的にクライアント企業へ出向し、このような出向の機会を通じて保険業界の理解をさらに深めております。 

私どものチームは、急速な規制情勢の展開を常に把握しているため、お客様のサポートを容易に行うことができます。国内外の主要な規制当局や業界団体と緊密な協力関係を有し、事務所のチーム内において知識を共有していることから、常に変化している環境において問題を予測し、解決することが可能です。 

 

ESG(環境・社会・ガバナンス)及びエネルギー、天然資源

グローバルな保険セクターは、他の大多数のセクターと比較しても、気候変動、社会的・政治的不安、ガバナンスの失敗といったサステナビリティや環境・社会・ガバナンス(ESG)に伴うリスクの影響をより強く受けています。

一方で、保険セクターは、持続可能な低炭素経済の世界への移行を支える独自の位置にあるといえます。保険セクターは、サステナビリティを保険事業に組み込むことにおいて、自らの活動や、投資先企業及び保険契約者を介して既に主導的な役割を担っています。今や責任投資原則から、保険に特化した多くのイニシアティブやコミットメントを展開しており、これには、国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)の持続可能な保険原則や保険強靭性グローバルパートナーシップ(InsuResilience Global Partnership)などがあります。また、保険事業者は、Net-Zero Asset Owner Allianceなどのサステナビリティ・イニシアチブの最前線にいます。

サステナビリティに関連する多くのテーマが、保険セクターに影響を及ぼしています。

商品

保険商品の設計に当たっては、ESGリスクが重要な役割を果たしています。例えば、気候変動への対応の失敗は、極端な気象現象(洪水、暴風雨、熱波及び干ばつ)の増加、そして保険事業者のリスク評価モデルや過去のデータへの依拠について、疑問が呈されることを意味しています。気候変動の負の影響を受けた保険事業は、その評判を損なう恐れがあり、自らの長期的な戦略にも影響を及ぼす可能性があります。また、技術革新は、サステナビリティの課題に対処する新しい積極的な手段を―例えばパラメトリック保険に関連する形で―保険事業者に提供することができます。

私どもは、保険セクターのお客様に対して、インシュアテックを含む、保険商品に関連するあらゆる法的問題についてアドバイスを行っており、保険商品の設計におけるESGファクターの統合を特に重要視しています。

投資

保険事業者や年金ファンドは60兆米ドルにのぼる資産を世界中に保有しており、サステナビリティの課題への取り組みへの利用が可能な素晴らしい市場支配力を有しています。サステナビリティに沿った投資プロセスを維持し、推進することは、セクターのESGリスクを軽減するとともに、安定的な長期リターンを確保し、第三者の資産運用ビジネスを引き寄せ、現在及び将来の開示義務のサポートに役立ち、サステナビリティへの取り組みに関するレピュテーションも全般的に高めることができます。

私どもは、投資プロセスや投資ガイドラインにESGファクターを組み込むことから、個々のグリーン投資商品(例えば、グリーンボンド、グリーンローン、グリーンリース)の構想、投資デュー・デリジェンスプロセスにおけるESG基準の統合に至るまで、持続可能な投資のあらゆる側面について、保険事業者のお客様にアドバイスを行っています。

ガバナンス

保険事業者は、資産保有者及び金融市場参加者として、市場と規制当局の双方からの拡大するガバナンス上の要請と、サステナビリティに関連した開示義務にさらされています。また、リテール保険事業及び第三者の資産運用業務において追加的な義務を負う場合もありえます。保険事業者は、持続可能なガバナンスと情報開示に重点を置くことにより、専門部署やシニアサステナビリティ機能を開発し、サステナビリティに伴うリスクをリスク管理フレームワークに吸収し、新たなツール、プロセスやレポートラインを発展させています。

ガバナンスの側面からの法律上のアドバイスは、私どものグローバル保険チームのコア・コンピタンスの一つであり、お客様の個々の事業組織におけるサステナビリティに関連する多様で新しいガバナンス上の要請について、適切な取り扱いと対処を支援いたします。

保険金請求

あらゆる事業分野において、保険金請求は、ESGリスクに対応して大きく増大する可能性があります。例えば、気象現象や自然災害が深刻化すると、財産上の損害の増加、社会的・政治的不安、サプライチェーンの混乱を招き、さらなる保険金請求につながることが予想されます。また、経済の大幅な変化や、ネットゼロ(排出量実質ゼロ)の脱炭素化への移行による社会的影響と人権の重大性の増加、アクティビズムの高まりと紛争、訴訟の増加により、一定の産業は、政府、規制当局及び保険金請求者からより多くの注目を集めることとなります。あらゆるセクターの会社役員は、サステナビリティとESGファクターに関連した責任の継続的な増大にさらされており、これは、役員賠償責任と保険金請求のリスクの拡大を意味しています。

保険金請求の専門家からなる私どもの保険訴訟チームは、あらゆる主要な保険ハブで活動し、保険事業者、再保険事業者、及び保険媒介者に実務的なアドバイスを行っています。私どもは、幅広い事業分野に跨る複雑な大規模保険や再保険の紛争を取り扱っており、ESGアクティビズム及びこれに関連する請求を取り扱った実績を有しています。

これらの問題がお客様のビジネスに与える影響についてご相談されたい場合、私どものESGリーダーまでお問い合わせください。

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